翁と和歌
石川理紀之助翁は祖父の影響で幼少の頃より和歌に親しみ、生涯を通して、多くの和歌を残している。
また、石川理紀之助翁は和歌指導を通しての人間指導、青少年の夜学指導という教育活動もしている。
『国にくに郡に郡村に村思ふ人なき土地はあやふし』
石川理紀之助翁の墓所のそばに建てられている歌碑。
9才 祖父喜一郎と句会に行き『硯にも酒をのまする寒さかな』の句を詠む。
11才 菅江真澄の墓に詣で、初めて和歌を詠む。『なき人にしたふ心やかよひけん思はずけふの時にあふとは』
16才 お城下寺町西善寺の蓮阿上人に師事して和歌を学ぶ。
17才 蓮阿上人から「貞直」の歌号を授けられる。
19才 隣村野村の歌人後藤逸女より和歌を学ぶ。
30才 歌人加藤千浪より和歌の指導を受ける。
33才 和歌への関心深まり日記に時折書き付ける。
54才 農事大会へ出席したとき。『世のために帯びも解かで寝る身には楽しき夢をみる夜半もなし』
58才 嗣子老之助が和歌の才能を発揮。老之助の詠進した新年御題「梅」が御前披講となった。『うれしくも年のはじめに梅さきぬnにやささんかざしにやせん』
69才 『此の上の楽しみはなし老いて後人を助けて死なんと思えば』
71才 辞世の和歌『歌ぶくろ一つたづさへいでたたん玉もこがねも身にもたずして』